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ウェブめがね >> 第8回 「届かないメールの理由」
ウェブめがね 第8回
届かないメールの理由
…前回からの続き
【届いた不達メールの本文の頭に「User mailbox exceeds allowed size」等の記述がある場合】
D宛先のメールボックス容量が一杯になっている
通常メールアカウントには「メールボックス」と呼ばれる、ユーザーに受信するまでの間届いたメールを保存しておく「箱」がメールサーバーに設けられています。このメールボックスに保存できるメールサイズの最大合計容量はプロバイダーによって規定されており、最大に達すると新しいメールが保存できないため送信者に不達メールが返されます。この場合は相手に電話をしてメールボックスを空けてもらう必要があります。
●その三「エラーも何もない」場合
@宛先の受信サーバーに障害がある。
メールを正しく受けられないにも関わらず不達メールを出せない場合など、相手側の受信サーバーが正しく動いていない場合は、当然送信者側には届いてない事が伝わらず、また受信者側にもメールが正しく配信されないので、その結果メールが紛失してしまいます。この場合は、プロバイダーに連絡を取りサーバーの通信記録などを調査してもらい、原因の究明を依頼するようにします。
A送信元アドレスが正しく入力されていない。
お使いのメールソフトには自分のメールアドレスを入力する項目が必ずあります。というのも、もしこれがない場合は送信元がどこか分からなくなってしまうからです。同様に、もしここに入力したご自分のアドレスがスペルミスなどで間違っている場合は、送信先にメールが届かなかった時など相手側メールサーバーが不達メールを送信元に送りたくても、差出人アドレスが間違っているので不達メールが届かず、その結果相手も自分もメールが届いたかどうか分からなくなってしまいます。お使いのメールソフトに入力してある自分のアドレスが正しいか確認してみてください。
B相手の「迷惑メール」フォルダに入ってしまっている。
迷惑なスパムメール対策のため、最近では多くのプロバイダーがスパムメール検知サービスを導入しています。スパム検知サービスは、受信するメールがどこからどのように送られてきたかを分析してそのメールがスパムの疑いがあるかどうかを判断します。指定した判断基準をクリアしないメールはスパムメールとして「迷惑メールフォルダ」や「ごみ箱」などに自動的に排除されます。しっかりしたメールサーバー設定を行っているプロバイダーの送信サーバーを使用した場合は、相手側に迷惑メールと判断される事はまずありませんが、相手側が極端に基準を厳しくしていたり誤った設定を行っている場合などは迷惑メールとして排除されているかもしれません。相手側プロバイダーがスパム検知サービスを行っている場合は、迷惑メールとして処理されていないか確認してみましょう。
Cそのドメイン名が「ブラックリスト」として第三機関に登録されている。
過去に迷惑メールを配信した事のあるコンピューターのアドレスやドメインをデータベースに蓄積して公開している団体があります。迷惑メール排除に積極的に取り組むプロバイダーなどでは、そこに登録されている差出人からのメールを受け付けないようにするなどの対策を取っており、もしお使いのメールアドレスのドメインがそうした団体に「ブラックリスト」として登録されていると、送ったメールが相手側プロバイダーに削除されてしまいます。相手側プロバイダーにこのような対策を取っているかどうか、そして「ブラックリスト」に登録されていないかどうか確認する必要があります。
■便利であるほど複雑に?!
家でも仕事先でも電子メールは欠かせない存在になっているという事は、それだけメールが便利であるという証明でもあります。ユーザー側にとってみれば、一度設定したら後は簡単な操作で相手と連絡を取り合う事ができるのは大きな魅力ですし、ややこしいメールの仕組みを理解しなくても、いつもサービスが滞りなく利用できる状態であってほしいものです。しかし裏方では、一通のメールを送るのにも様々な要因が関わっており、メールが使えなくなる事は現実に起こり得ます。そのため、トラブルの対処法を知っておくといざというときに素早く問題を解決でますし、イライラ感も少なくなります。今度エラーが発生したら、専門家に尋ねる前に少しばかり問題解決に取り組んでみてください。エラーのパズルを解いた後の気分はひょっとするとそんなに悪くないかもしれませんから。(良くもないかもしれませんが…)
文・ナガイヨシトモ
MultiNet International Inc.
次回は-「ウィルスってなに?」
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