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ウェブめがね
好評連載「ウェブめがね」、 毎月第一月曜日発行!


 

ウェブめがね  >>  第1回 「知っておきたい、大迷惑なスパムメールの話」

ウェブめがね 第1回

「知っておきたい、大迷惑なスパムメールの話」


■ウェブめがね!

 皆さんは一日にどれくらいインターネットを使いますか? テレビを見るのと同じように、一日に一回はインターネットを使う方もかなり増えているようです。 「IT革命」という言葉が古く聞こえるほど、もはやインターネットは私たちの生活の一部として重要な役割をになうようになりました。

  この広く普及したインターネットは、あたかも生き物のように今もなお技術的進化を続けています。その中には、私たちの生活に貢献するものもあれば、逆に私たちの生活を悩ますものもあります。今回から始まった新連載「CYBERCAPのウェブめがね」では、日々の生活に影響するインターネットの様々なトピックをわかりやすく説明していきます。「ウェブめがね」をかけてインターネットを使うことにより、皆さんの生活がより充実したものになれば幸いです。

■とても便利な電子メールなんだけど…

 さて、インターネットで便利なのはなんといっても電子メール。世界中で誰とでも連絡がとれ、しかもすぐに配達されるというスグレモノです。今では誰もが最低ひとつ、なかには複数のメールアドレスを持つ方も多くいるほどその価値は世間に認められています。

  そんなメールが知り合いから届いたら、開くときはワクワクするものですが、皆さんは一日に何通くらいメールを受け取りますか?数通〜十数通くらいでしょうか。え? もっと多いですか? 数百通も届きます? ビジネスなどで使っていたらすごい数の新着メールが入ってきたりすることでしょう。ちなみに、かのビル・ゲイツ氏に届く一日の新着メールは四百万通になるんだとか。さすが世界屈指の大富豪は毎日四百万人もの友人と連絡を取るなんて大変だなぁ…なんて思いきや、そういうわけではないようです。彼に届くこの四百万通のほとんどは友人からのメールではなく、実は今話題のヒジョーに迷惑な「スパムメール(迷惑メール)」なんだそうです。

■「SPAMの多い料理店」

 何百万ほどでないにせよ、皆さんも受信トレイにスパムメールが何通も届いた経験があると思います。要は広告メールなのですが、「スパムメール」の名前の由来は、米Homel Foods社の豚肉の缶詰商標「SPAM」のテレビ広告で「SPAM! SPAM! SPAM!」と連呼するものがあり、それを英コメディー番組で使われたのがきっかけのようです。この番組の中で、レストランで料理を注文しようとしている夫婦が、隣に座っていたバイキングの一団の「SPAM! SPAM! SPAM!」との連呼に邪魔されて、次第に店員も連呼に加わったあげく、結局意図しない料理(つまりSPAM)を注文してしまった、というお話です。このように、本人の意図しないものを受け取らされてしまうということから転じて、いらないのに送られてくる広告メールを「スパムメール」と呼ぶようになったというのが定説です。

■スパムよ、どこからきてどこへいくのか

 セキュリティベンダーの英ソフォス社が行った最近の調査によると、スパムメールのうち三割がウィルスに感染した一般ユーザーのコンピューターから送信されているようです。すなわち、皆さんの知らない間にウィルスに感染したお持ちのコンピューターを踏み台にして、悪意ある人間がそこからスパムメールを大量送信しているということです。ブロードバンド時代の昨今、ウィルス感染は他人事ではなくなりました。ウィルス対策をされていない方はすぐに導入を検討し、スパムメールの踏み台にされないよう注意してください。

  しかしスパムメール業者はそれ以外にも様々な方法で送信を試みます。これらを減らすために電子切手の導入など色々と議論されていますが、まだ有効な手段を手探りしている状況です。さしあたり、スパムメールを受信したら、中の文章にあるリンクをむやみにクリックしたり差出人に返信したりせずに、ゴミ箱へ捨てるのが一番よい方法でしょう。

 

文・ナガイヨシトモ
MultiNet International Inc.

次回は-「インターネットの詐欺師たち@」

 

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