クラウドの利用でシステムの更新とBCP(業務継続)対策を
同時に実現
JAC USA, INCの親会社である日本エアロスペース株式会社は、伊藤忠グループの一員として、セスナ機、ターボメカヘリコプター用エンジン、防衛機器、セキュリティシステム等、多岐にわたる欧米航空関連企業の日本代理店としてビジネスを拡大してきました。ニューヨークに拠点を置くJAC USA INC.はJACグループの米国法人として、米国取引先への対応などを担い、日本エアロスペース株式会社の事業発展に大きく貢献しています。
導入の背景と目的
当社では、以前からデータセンターにてファイルサーバー、メールサーバーの運用を導入していたため、システム運用に最適な環境を整備していましたが、従来の物理サーバーでの運用であったため、BCP対策などについては改善の余地がありました。また、サーバーのハードウェアの老朽化が進んでおり、ハードウェア障害が発生することもしばしばあったため、早急な更新が必要な状況に直面していました。現状のシステムでは、事務所の複数化に対応ができなかったため、将来的な業務拡大にも柔軟に対応ができるシステム構築を見据えて、これまで社外から使用することのできなかった、会計システムや業務システムなどについても、自社でシステムを持つことなく、安全な社社外からのアクセスを可能にするクラウドの導入を検討しました。データセンターでの運用を導入してから年数が経過していたこともあり、この更新を期にクラウドサービスなどの新しい技術を取り入れ、より信頼性、安定性の高いシステムを構築することを目的として検討を進めました。
導入ソリューション
導入効果と今後の展望
クラウドサービスを利用して、サーバーのハードウェア、ソフトウェアを最新のものに更新することにより、新たな資産購入をすることなく、初期導入コストを抑えて、従来のシステムが抱えていた様々な課題を改善することができました。今回の更新を期にサーバーの仮想化対策も実施し、ハードウェアの完全冗長化対策が完備されたクラウド上で運用することで、システムの可用性を大きく改善することができました。万が一障害が起こった場合でも迅速に復旧が可能なシステムを構築することができました。MultiNetクラウドサービスが提供する、ファイル分散システムのシャドーボックスは、インフラが不安定な米国の現地事情にも対応しており、予期せぬ回線障害の場合もサーバーへのアクセスが失われることがなく、安定した業務継続を行うことができるシステムを構築することができました。